興味はあるけど、中身は意外とわからないイベント業界。
今回はそんな方向けに、イベント業界で働くスタッフがよく使うアイテムを紹介します!
ここで言うイベント業界のお仕事とは、会場のアルバイトスタッフではなく、
制作・照明・映像・音響・大道具・特効・電飾などの技術スタッフを指しています。
イベントの中でも、コンサートやフェス等の要素が強めです。
- イベント業界での必需品がわかる!
- 就職前に何を用意しておくべきかわかる!
- 必需品を知ることで、なんとなく仕事についても知ることができる!
必需品① ヘルメット
現場スタッフの必需品その1は、ヘルメットです。
イベント(コンサート)業界では、設営と撤収作業時のヘルメット着用が必須です。
白いヘルメットのイラストを載せてはいますが、圧倒的に黒ヘルメットの人が多いです。
会社指定のヘルメットや、借りる場合などは気にする必要はありませんが、
自前のヘルメットを用意する場合には、折りたたみの物を選ぶと便利です。
私もついにゲットしました!フリーで働く人には特におすすめ。
ヘルメットはどうしてもかさばってしまうので、移動が多い人はこれ一択だと思っています。
必需品② ライト
現場スタッフの必需品その2は、ライトです。
ペンタイプのライトがだめというわけではありませんが、両手を空けたいのでヘッドライトがベスト。
現場では、ヘルメットではなく首にぶら下げている人が大半です。
ライトというと、夜の外作業をイメージしがちですが、コンサートに関する仕事でも使用頻度は高めです。
(もちろん、職種と現場にもよります)
例えば、ステージの下や中で作業する時、照明の明かり作りで会場が真っ暗になっている時、などなど。
基本的にはどのヘッドライトでもOKですが、個人的に重要視しているのはこの3つです。
- 重すぎないか(長時間作業してると首が疲れる)
- 充電式(乾電池だとすぐになくなるから、交換が面倒)
- 縦バンドがない(あると、首からかける時に邪魔になる)
こちらは必需品というほどではないのですが、持っている人はかなり多いです。
ヘッドライトとは別に、サブで使うようなイメージです。
(私も持っています。)
作業がある時はヘッドライトを使いますが、何もない時は身軽でいたいので、保険でこれを持ち歩いています。
必需品③ ペン
文房具なので書くほどでもないのですが、ペンは必需品です。
ボールペンだけでなく、マッキーのような太ペン・細ペンを1本は持っておきましょう。
会社の備品がある場合は、それを使えばOKです。
どこでどのケーブルを何本使ったかを書いたり、ツアーの場合はケーブルや機材にバミリを入れたりするので、常に持ち歩くようにしています。
必需品④ テープホルダー
大体どこも使用しているのがテープ類。
職種にもよりますが、この3つのテープは使用頻度が高めです。
- ビニールテープ
- ガムテープ
- 養生テープ
これらのテープをすぐに取り出せるようにするため、テープホルダーがあると便利です。
テープホルダーにも色々種類がありますが、いちばん紛失リスクがないのが寅壱さんの商品です。
テープを落とさないだけでなく、ガムテープや養生テープもぶら下げることができます。
寅壱さん以外にも色々な商品がありますが、一長一短です。
テープを取り出しやすい反面、激しい動きをするとテープが落下してしまうものもあるため、
自分の仕事に合わせたものを選びましょう。
ガムテープもぶら下げられるものと、そうでないものがあるため、購入時には気をつけてください!
必需品⑤ 作業用手袋
「これを使わなければいけない」というものはありませんが、怪我防止のためにも手袋は欠かせません。
私はかれこれ8年間、色々な手袋を試していますが、エムテックさんの手袋がお気に入りです。
フィット感があって、作業のしやすさが抜群です。
ワークマンやホームセンターで売っているものでも全然問題ないので、一つは用意しておきましょう。
必需品⑥ 安全靴
みんな履いているというわけではないのですが、入れさせてください。
普通の靴を履いていて、足の指先を怪我した人を見たことがあるので…。
安全靴の値段は完全にピンキリです。
スポーツメーカーが出しているものもあれば、4,000円くらいで買えるものもあります。
どちらも使った身としては、大差は感じなかったので、好みと値段と相談してみてください。
参考として、2つほど載せておきます。
必需品⑦ 工具
どの工具が必要かは完全に職種次第ですが、何らかの工具は使うことになると思います。
会社が用意してくれる場合は問題ないですが、個人で用意する場合もあるので、まずは何が必要になるかを確認してから購入しましょう。
メインの作業時はきちんとした工具を使うとして、何もない時(身軽でいたい時)は、
保険でマルチツールを持っておくと、何かあった時に便利です。
高いものではなくて大丈夫なので、忍ばせておきましょう。
1つ持っておくと、日常生活の中でも使えたりします!
おまけ:楽屋編
楽屋で待機していると、あれこれ充電したくなるのですが、コンセントの数には限りがあります。
そんな時に重宝するのが電源タップ。
USBだけでなく、Type-Cの差し口があるのを選ぶと、便利さがより一層増します。
誰かがこれを持っていないと、電源難民に陥ります。
充電ケーブルの種類が多岐にわたる人は、3in1ケーブルもあわせて持っておくと便利です。
通販だけでなく、身近なお店にも売っていると思うので、ぜひ見てみてください!
まとめ
本記事では、イベント(コンサート)業界の現場スタッフの必需品を7つ紹介しました。
とはいえ職種によってだいぶ変わってくるので、何が必要かの確認はしっかり行うようにしましょう。
全部に共通して言えることですが、高いものを買う必要はないので、まずは自分で色々試してみて、お気に入りのアイテムを見つけましょう!