ISFP-Tタイプの特徴
ISFP-Tタイプの人は、自分の心の中でモヤモヤすることが多くないですか?
私もしょっちゅうモヤモヤして、自分に自信がなくなることが多々あります。
それは一体なぜなのか…。
ISFP-Tはとても感受性が強く、人の気持ちや雰囲気にすぐ気づくからと言われています。
たとえば、このようなことに思い当たる方も多いかもしれません。
・ちょっとしたことで落ち込んでしまう
・自分を責めるクセがある
・人と比べて自信をなくす
・言いたいことを我慢してしまう
これらは、ISFP-T型の心のやさしさや、周りに気を使う性格が関係しています。
便宜上、「ネガティブあるある」と言ってはいますが、決して悪いことではありません…!
自分を守ろうとする気持ちの表れでもあり、ごく自然なことです。
自分を知るきっかけとして、まずはISFP-Tの特徴を受け入れてみましょう。
ISFP-T型の性格ってどんな人?
ISFP-T型の人は、やさしくて思いやりのある性格が特徴です。
一言でいうと、「静かだけど、心がとても豊か」なタイプ。
ISFP-T型の人は、感情をとても大切にしていて、人の気持ちにも深く共感できます。
また、自分の世界を大事にし、ひとりの時間も大切にします。
具体的にはこんな特徴があります。
・人にやさしく、自分のことより他人を優先しがち
・目立つのが苦手で、静かな場所を好む
・芸術や音楽など、表現することが好き
・じっくり考えてから行動するタイプ
このように、ISFP-T型はとても繊細で、優しさにあふれています。

自分で言うなよ!って感じだけど、
それも一種の特徴だから自信をもって!
まとめると、ISFP-T型の人は自分の心を大切にしながら、静かに人を支えるようなタイプです。
どうしてネガティブになりやすいの?
ISFP-T型の人がネガティブになりやすいのは、感受性が高く、自分の気持ちを深く考えすぎる傾向があるから。
心の中で「こうすべきだった」「また失敗した」と自分を責めやすいです。
その理由は以下のようなことにあります。
・失敗をいつまでも引きずってしまう
・人の気持ちを考えすぎて疲れてしまう
・自分の気持ちをうまく言葉にできず、我慢してしまう
・小さなことでも「自分が悪い」と思いがち
たとえば、友だちにちょっと冷たい態度をとられただけで「何か悪いことをしたのかな?」と不安になってしまうことはありませんか?
こうした考えがぐるぐると頭の中を回ることで、気分が落ち込みやすくなります。



ふとした時に、ひとり反省会を開催しがち。
でも、それは決してダメなことではありません。
気持ちに敏感だからこそ、人の痛みに気づける力も持っているのです。
ISFP-T ネガティブあるある7選
1. 人の目が気になりすぎる
ISFP-T型の人は、人の視線や評価をとても気にしてしまいます。
これは、周りとの調和を大切にしたいという思いが強いためです。
気になる理由には、次のようなものがあります。
・相手にどう思われているかが不安
・「変な人」と思われたくない
・怒られることがこわい
たとえば、発表のときにドキドキしすぎて何も言えなかったり、友だちのちょっとした言葉で落ち込んだりすることはありませんか?
人の気持ちに敏感なのは、やさしさのあらわれと捉えるのが一つ。
自分らしさを大切にしても、周りはきっと理解してると思いたいですが、実際のところは正直わかりません。
それゆえに私は、「素を出しても友達でいてくれる人は、人一倍大事にしよう」の精神で生きています。
2. すぐに自己嫌悪になる
ISFP-T型の人は、失敗したり、うまく話せなかったときに「自分はダメだ」と思い込んでしまうことが多いです。
これは、まじめで責任感が強いからこそ起こることです。
その背景には、次のような気持ちがあります。
・「もっとちゃんとやるべきだった」と考えてしまう
・小さなミスでも気にしすぎてしまう
・周りと自分を比べて落ち込む
たとえば、友だちとの会話で少し空気を読めなかっただけで、「あ、嫌われたかも」と思ってしまうこともありますよね。
でも、完ぺきを目指すよりも、「よくがんばったね」と自分に声をかけてあげることも大切です。
上に同じくですが、「素を出しても友達でいてくれる人は、人一倍大事にしよう精神」を持つことで、心のバランスをとっています。
3. 決断がこわくて動けない
ISFP-T型の人は、選ぶことが苦手で、「間違えたらどうしよう」と悩んでしまうことがあります。
それは、心の奥に「誰かを傷つけたくない」「失敗したくない」という気持ちがあるからです。
悩みのポイントは次のとおりです。
・どちらを選んでも後悔しそうで不安
・人の意見に左右されやすい
・自分の気持ちを後まわしにしがち
たとえば、何を食べるか、どこに行くかといった小さなことでもなかなか決められなかった経験はありませんか?
そんなときは、「まずは一歩やってみよう」という気持ちが大切です。
完ぺきじゃなくても、行動すれば気持ちが楽になります。
4. 断るのが苦手でつらい
ISFP-T型の人は、人のお願いを断ることに強いストレスを感じます。
これは、「相手をがっかりさせたくない」「嫌われたくない」という思いからきています。
断れない理由はこんな感じです。
・頼まれると断りづらい
・やりたくなくても「いいよ」と言ってしまう
・自分のことを後回しにしがち
たとえば、本当は疲れているのに、誘われたら断れずに参加してしまう、そんなこともありますよね。
ですが、自分の気持ちを大切にすることも、とても大事なことです。
やさしさとは、自分を大切にすることから始まります。
5. 人の機嫌を気にしすぎる
ISFP-T型の人は、周りの人の表情や声のトーンにとても敏感です。
少しでも雰囲気が悪いと、「自分が何かしたかな?」と不安になってしまいます。
こんな行動に心あたりはありませんか?
・相手の顔色をずっと見てしまう
・雰囲気が悪くなるとすぐに落ち着かなくなる
・自分のせいかもしれないと考える
たとえば、先生や上司が少し怒ったような顔をしていると、自分に関係ないのに気にしてしまったり…。
でも、人の気持ちすべてに責任を感じる必要はありません。
6. 失敗をずっと引きずる
ISFP-T型の人は、失敗やイヤな思い出をなかなか忘れることができません。
何度も思い出しては、「あのときこうすればよかった」と悩んでしまいます。
その理由としては、こんな感じです。
・感情が深く残りやすい
・自分を責めるクセがある
・前を向くのに時間がかかる
たとえば、小さな失言を何日も気にしてしまうこと、ありませんか?
他の人はとっくに忘れているのに、自分だけ心に残っている…というのも、ISFP-Tさんのあるあるです。
そんなときは、「もう十分考えたから、大丈夫」と言い聞かせましょう。
ありきたりな言葉にはなりますが、過去よりこれからを大事にすればOKです。
7. 一人で考えすぎてしまう
ISFP-T型の人は、問題があると心の中でぐるぐる考えこんでしまいがちです。
誰かに話すよりも、まず自分で抱えこんでしまうのです。
この行動には次のような背景があります。
・自分の気持ちを言葉にするのが苦手
・「こんなこと話していいのかな?」と考えてしまう
・静かに考えるのが落ち着く時間でもある
たとえば、「こんなことで相談したら迷惑かも」と遠慮してしまって、ひとりで悩み続けることはありませんか?
でも、信頼できる人に少し話すだけで、心がとても軽くなることもあります。
勇気を出して、言葉にしてみましょう。
ISFP-T ネガティブあるあるの原因
内向的な性格が影響している
ISFP-T型の人がネガティブになりやすいのは、内向的な性格が大きく関係しています。
内向的というのは、「一人でいる時間が好き」「自分の中で考えることが多い」という特徴をもつ性格です。
そのため、こんな傾向が見られます。
・自分の気持ちをあまり表に出さない
・たくさんの人と話すと疲れやすい
・ひとりで考えこみすぎて落ち込む
たとえば、何か失敗したときに、「なんであんなこと言っちゃったんだろう…」と家に帰ってからずっと考えてしまうこともありますよね。
このように、自分の中でじっくり考える力がある分、ネガティブな感情も深く受け止めてしまいやすいです。
でも、それは悪いことではありません。
落ち着いて物事を見つめる力があるからこそ、人の痛みや小さな変化にも気づけるやさしさを持っているのです。
感情が強くて繊細な心をもつ
ISFP-T型の人は、感情がとても豊かで、少しのことにも強く心が動く傾向があります。
この繊細さが、ネガティブに感じるきっかけを作ってしまいやすいのです。
では、どうして感情が強いとネガティブになりやすいのか…?
・人の言葉に深く傷ついてしまう
・小さな失敗でも強く後悔してしまう
・喜びも悲しみも心いっぱいに感じる
普通だったら気にならないような些細なひと言も、感情が強い分、グサッと刺さります。
友達に何かいいことがあった時は、自分ごとのように喜びます。
良くも悪くも、繊細で感情が揺れ動きやすいのがISFP-Tです。
ISFP-T ネガティブあるあるへの対策
自分の気持ちを紙に書いてみる
気持ちがモヤモヤするときは、頭の中だけで考えず、紙に書き出してみるのがおすすめです。
書くことで心の中を整理できて、気持ちが軽くなります。
書くのが良いとされる理由
・頭の中のグルグルを外に出せる
・何がイヤだったのかがはっきりする
・感情を客観的に見ることができる
たとえば、「今日うまく話せなかった。恥ずかしかった。でも、話そうとした自分はえらい」と書いてみると、自分のがんばりにも気づけるようになります。
紙に書くことで、気持ちに区切りがつきます。
言葉にするのが苦手なISFP-Tさんには、とても合っている方法です。



嫌なことがあった時は、超~小さな字で文句を書いたり、あえて殴り書きしてみたり、上手く発散してます。
がんばりすぎずに休むことも大事
ISFP-T型の人は、まじめでやさしいので、知らないうちにがんばりすぎてしまうことがあります。
でも、心が疲れてしまったときには「がんばらないこと」も、とても大切な選択です。
無理をしないためは、こんな工夫をしてみましょう。
・1日の中で、ゆっくりする時間を作る
・「今日は何もしない」と決める日をつくる
・小さなことでも「できた」と自分をほめる
学校や仕事から帰ったあとに、好きなおやつを食べたり、ふかふかの布団にくるまったりするだけでもOKです。
休むことはサボることではありません。
心を元気にするための、大切な力をためる時間です。
ISFP-Tさんは「休んでもいい」と自分にゆるすことが、心を守るカギになります。
信頼できる人に話してみよう
ISFP-T型の人は、なんでもひとりで抱えがちですが、信頼できる人に少し話すだけでも気持ちはずいぶんと楽になります。
話すことで、頭の中の不安が整理されて、ネガティブな気持ちも小さくなっていきます。
話すことには、こんな良いことがあります。
・心の中にある重たい気持ちを出せる
・相手からやさしい言葉をもらえる
・自分の感じていることに気づける
「今日ちょっと落ち込んじゃって…」と一言だけでもいいんです。
相手が「わかるよ」と言ってくれただけで、心がふっと軽くなることもあります。
誰かに話すことは、決して弱いことではありません。
それは「自分を大切にしている」すてきな行動です。
ISFP-T ネガティブあるあると上手に付き合う
ネガティブもあなたの大事な一部
ネガティブな気持ちは、悪いものだと思われがちですが、実はとても大切な感情です。
ISFP-T型の人にとって、それは自分らしさの一部であり、やわらかい心があるからこそ生まれる反応なのです。
なぜネガティブが大事なのかというと…
・自分の気持ちに正直だからこそ感じられる
・人の痛みに共感できる力になる
・物ごとを深く考えられる証でもある
何かに失敗して落ち込むのは、それだけまじめに向き合った証。
自分を責めてしまうこともあるかもしれませんが、「それだけ大切に思ってたんだな」と見方を変えてみましょう。
ネガティブな感情を無理に消そうとするのではなく、「今、自分はこう思ってるんだな」と受けとめてみてください。
そうすることで、少しずつ心が落ち着き、自分との付き合い方がわかってきます。
やさしさと感受性は強みになる
ISFP-T型のやさしさや感受性は、決して弱さではありません。
むしろ、それは人にはない“強さ”です。
・人の気持ちを深く理解できる
・小さなことにも気づける
・誰かの心に寄り添える力がある
たとえば、友だちが元気がないとき、言葉にしなくても気づいて声をかけられるのは、ISFP-Tならではの力です。
それは誰にでもできることではありません。
ISFP-Tの心のあたたかさは、周りの人に安心感ややさしさを届けることができます。
自分では気づきにくいかもしれませんが、きっとあなたの存在が誰かの支えになっています。
まとめ|ISFP-Tのあなたへ伝えたいこと
ISFP-T型の人は、とてもやさしくて、感情が豊かで、まわりの人に気づかれないところまで感じ取れる力を持っています。
でも、そのぶん心が疲れやすく、ネガティブな気持ちに飲み込まれてしまうこと多々あります。
今回ご紹介した「あるある」は、どれもISFP-T型の特徴からくる自然な心の反応です。
だからこそ、自分を責めるのではなく、「これが自分の感じ方なんだ」と受け入れることが大切です。
ネガティブな自分を責めるのではなく、ネガティブになるほどまじめで、やさしい自分を認めてあげてください。
そして、
・自分の気持ちを書き出す
・ゆっくり休む
・信頼できる人に話す
そんな小さな一歩を大切にしながら、少しずつ自分と仲良くなっていきましょう。
あなたの感じ方は間違っていません。そのままのあなたで大丈夫です!
余談|CANDY TUNEの「倍倍FIGHT!」が良すぎる件
最近、TikTokでバズっているCANDY TUNEさんの「倍倍FIGHT!」
歌詞が良すぎて、ISFP-Tの私にまぁ刺さる刺さる。
全体的に歌詞がとっても好きなのですが、いちばん好きなのがこの部分。
誰かを愛すということは 本当の自分を大好きになることです
自分を好きになりたい、と思ったきっかけの歌詞でもあります。
本当におすすめなので、ぜひ歌詞にも目を向けて聴いてみてください!