フリーランスへの第一歩!円満退職の5つのコツ|トラブル回避法も紹介

憧れの働き方のひとつとして上がってくるのが「フリーランス」。

フリーランスになるにあたって、どのように会社に伝えるべきか…。

  • フリーランスになるために気をつけることは?
  • 会社にどのように退職を伝えればいいのかわからない
  • 円満退職してフリーランスになりたい

このようなお悩みにお答えします!

りな

退職を伝えるのも、フリーランスになるのもドキドキしますよね…!

この記事では、フリーランスになるための第一歩、円満退職の5つのコツを紹介します。

この記事を書いた人

 新卒で入社した会社を4年目で退職

 フリーランス2年目

 現在は現場仕事と在宅ワークで生計を立てる

目次

フリーランスへの円満退職を目指すために

フリーランスを始める前に知っておくべきこと

当然のことではありますが、フリーランスになる前に、しっかりと準備をしておくことが重要です。

準備をせずに独立してしまうと、何かあった時に生活が不安定になってしまいます。

そこで、以下のようなポイントを押さえておくと安心です。

まず、安定した収入源を確保すること

フリーランスは会社員と違い、毎月の給料が保証されていません。

退職前に、少なくとも数カ月分の生活費を貯めておくのが理想です。

りな

私は貯金ほぼなしでスタートしたので、最初のうちは毎月ヒヤヒヤでした

次に、必要なスキルや知識を習得すること

独立後に自分で仕事を探し、取引先と交渉し、税金などの手続きをすべて自分で行う必要があります。

全てを一度に学ぶのは大変なので、退職前から勉強しておくと安心です。

そして最後に、目標を明確にすること

なぜフリーランスになりたいのか、その目的や目標を明確にしておくことで、迷ったときに軸がぶれずに済みます。

ここが曖昧になってしまうと、フリーランスとして長続きはしないのかなと思っています。

このように、独立する前にしっかりと準備しておくことで、安心して新しい一歩を踏み出すことができます!

円満退職の重要性とは?

円満退職は、フリーランスとして成功するための第一歩です。

退職時にトラブルがあると、今後の仕事や人間関係に悪影響を与える可能性があります。

もし以前の会社と良好な関係を保てれば、将来的に仕事を紹介してもらえることもあります。

一方で、退職時に問題があれば、紹介どころか悪い評判が広まるかもしれません。

そのため、円満に退職することは、自分の将来を守るためにとても大切です。

フリーランス円満退職のための5つのコツ

その1. フリーランス転向を上司に伝える方法

フリーランスとして独立する意思を上司に伝える際は、慎重にアプローチすることが大切です。

突然の報告だと、上司や会社に迷惑をかける可能性があり、自分自身の信頼を損なう恐れもあります。

円満に退職するためには、次のようなポイントを押さえておきましょう。

退職の意思を早めに伝える
→ 余裕を持って伝えることで、引き継ぎなどの準備がスムーズに進められる

感謝の気持ちを伝える

転向の理由を前向きに説明する
→ 変に隠さず前向きに説明することで、上司も納得しやすくなる。
例:「自分のスキルをさらに磨き、幅広い経験を積みたい」など

このように、丁寧かつ前向きな姿勢で退職の意思を伝えることが、円満退職への第一歩です。

素直な気持ちを上司にぶつけてみましょう。

りな

私の場合、まずは雑談をしている時に軽く伝えてみて、その後1on1にて詳細を話しました。

退職の意思を伝えたら、上司が面談のセッティングをしてくれました。
(引き留められると良心が痛みますが、そこはグッと堪えて…)

面談では、私が今後やりたいことや、会社を辞めたいと思ったきっかけなどを話しました。

退職の意志が固まっていることを伝えてからは、上司や人事の方が、各種調整や必要事項について案内してくれます。
割とトントン拍子で進んでいくので、勇気が必要なのは最初の「退職したい旨」を伝える時のみでした…!

その2. 退職理由を明確にする重要性

ネットを見ていると、「退職理由を馬鹿正直に話す必要はない」といった意見もあります。

会社の雰囲気が良くなかったり、上司との相性が悪い場合は、それもありだなと思います。

しかし、会社と良好な関係が築けているのであれば、ある程度明確に伝えた方が良いと思っています。

理由が曖昧だと、上司や同僚に不信感を与えてしまったり、後味の悪い形で退職することになりかねません。

また、明確な退職理由を持つことで、上司に納得してもらいやすくなります。

たとえば、「フリーランスとして専門分野に特化したい」

「営業から会計までの一連の流れを、自力でできるようになりたい」など、

具体的かつ前向きな理由を伝えることが大切です。

また、当然のことではありますが一貫性を持つことも重要です。

上司や同僚に話す内容を統一しておくことで、噂や誤解を防ぐことができます。

辞めたいということを伝えると同時に、ポジティブな内容も伝えられると、なお良いのかなと思います。
何事もそうですが、良い印象を与えるに越したことはありません!

例:「この会社のおかげで〇〇できた」「この会社の先輩方の優しさにたくさん救われた」など…

その3. 円満退職のための引き継ぎ準備

引き継ぎが不十分だと、後任者や同僚に迷惑をかけるだけでなく、会社全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、円満退職するためには、しっかりとした引き継ぎが必須です。

①引き継ぎ資料を整理すること
②引き継ぎ時間の確保

最低限、この2つを徹底しましょう。

自分が担当していた仕事の進行状況や重要な連絡先、日常業務の手順などを、分かりやすくまとめましょう。

誰が見ても理解できるような資料を作れるとベストです。

また、引き継ぎ期間を確保することが大切です。

できるだけ余裕を持って退職日を設定し、後任者に直接業務を教える時間を設けましょう。

その4. フリーランス転向の時期を選ぶコツ

フリーランスになる時期を選ぶことは、金銭的にも会社からの印象的にも大事です。

無計画に退職すると、収入が不安定になったり、予期しないトラブルに巻き込まれたりする可能性があります。

退職の時期としては、この4つのポイントを気にするようにしましょう!

① 経済的な準備を整えること
② 仕事の繁忙期を避けること
③ スキルや経験が十分に積まれているか確認すること

④ もらえるボーナスはもらうこと

まず、経済的な準備を整えることが大切です。

退職後すぐに安定した収入を得られる保証がないため、数カ月分の生活費を貯めておくことが理想です。

りな

貯金ほぼなしでスタートしたので、怪我や病気が怖い…。
みんなはこうならないように…。

次に、仕事の繁忙期を避けること

繁忙期に退職すると、引き継ぎもままならず、迷惑をかけてしまう可能性が高いです。

退職のタイミングを慎重に選び、会社への影響を最小限に抑えるよう努めましょう。

さらに、自分自身のスキルや経験が十分に積まれているか確認することも大切です。

スキルと経験、今後の見立てなしに会社をやめると、痛い目をみます…。

そしてなにより、もらえるボーナスはもらうこと!!!

これ超大事!!!

(私はボーナスをもらった翌月に退職しました。)

その5. 退職後の関係維持の方法

退職後も会社や同僚との関係を良好に保つことは、フリーランスになる上でも大切です。

過去の職場とのつながりを維持することで、将来的に仕事を紹介してもらえる可能性もあります。

(全く異なる業界だとしても、意外なところで繋がってたりもします。)

退職後も良好な関係を築くために、3つのポイントを意識しましょう。

① 定期的に連絡を取る
② 飲み会に積極的に参加する
③ 感謝の気持ちを伝える

私の場合は、仲の良い同期や先輩とたまに連絡を取り合っています。

「今後の仕事のため」というよりは、「単純にその人たちが好きだから」です。

もちろん、ストレスになるような人間関係であれば、無理に良好な関係を築く必要はありません。

ですが、良いご縁は長く続けたいものです…!

飲み会や同窓会に積極的に参加することも、関係を維持する方法の一つです。

顔を合わせる機会を作り、直接コミュニケーションを取ることで、絆がより強固になります。

りな

フリーランスは孤独になりがちなので、飲み会は頻繁に参加してます!

その場の雰囲気や会話の流れにもよりますが、感謝の気持ちを忘れずに伝えることも大切です。

「辞めた人間にも関わらず、飲み会に誘ってくれてありがとう」

「あの時は助けてくれてありがとうございました」

「久しぶりに会えるのを楽しみにしてました!」

このようなポジティブな話は、積極的にした方がGoodです◎

フリーランス転向時に避けたいトラブル

退職前に気を付けるべき法的注意点

退職前に、就業規則や法的な注意点をしっかりと確認しておくことが大切です。

これを怠ると、予期せぬトラブルに巻き込まれたり、法的な問題が発生したりする可能性があります。

フリーランスとしての独立を円滑に進めるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

① 就業規則を確認する
② 競業避止義務に注意する
③ 秘密保持契約(NDA)の確認

まず、就業規則を確認することが必要です。

多くの企業では、退職に関するルールや手続きを定めています。

例えば、退職の申告は○○日前までに行わなければならない、などの規定がある場合、それに従わないとトラブルの原因になります。

次に、競業避止義務に注意することも重要です。

競業避止義務とは、退職後に同業他社で働くことや、自分で同じ業種の事業を行うことを禁止する規定です。

この義務に違反すると、訴訟を起こされる可能性があるので、契約書や就業規則をしっかり確認しましょう。

さらに、秘密保持契約(NDA)の確認も欠かせません。

退職後に会社の機密情報を利用すると、法的な問題が発生することがあります。

このため、NDAの内容を理解し、それに違反しないようにすることが大切です。

契約書の確認と法的リスク

フリーランスとして活動を始める際、契約書の確認はとても重要です。

契約書をしっかり確認せずにサインをしてしまうと、後々法的なトラブルに巻き込まれる危険性があります。

そのため、フリーランスとして安定して仕事を続けるために、以下のポイントを意識することが必要です。

① 契約内容の詳細を確認する
② 契約解除の条件を確認する
③ 専門家に相談する

まず、契約内容の詳細を確認することです。

例えば、報酬の支払い条件、納期、業務範囲などが明確に記載されているかを確認しましょう。

不明確な点がある場合は、必ず質問し、曖昧なままにしないことが大切です。

次に、契約解除の条件を確認することも必要です。

契約期間中に何らかの理由で契約を解除する場合、その条件や手続きがどうなっているかを理解しておくことで、いざというときに慌てずに対応できます。

また、法的リスクを最小限にするために、専門家に相談することも推奨されます。

契約書に不安がある場合や、内容が複雑で理解しにくい場合は、弁護士などの専門家に確認してもらうことで、安全性を高めることができます。

以上のように、契約書の内容をしっかり確認し、法的リスクを理解することで、フリーランスとしての活動を安心して進めることができます。

まとめ|フリーランス円満退職のポイント

フリーランスとして独立する際に、円満退職を実現することはとても大切です。

これまでの職場との関係を良好に保つことで、将来的に仕事をいただける可能性があるだけでなく、自分の人脈がより一層豊かになります。

これまでの内容を踏まえ、円満退職を成功させるためのポイントを振り返ってみましょう。

・退職の意思を早めに伝える
・感謝の気持ちを伝える
・転向の理由を前向きに説明する
・丁寧な引き継ぎ
・フリーランス転向の時期を考える
・転職後の関係の維持

日頃から丁寧な仕事をし、積極的なコミュニケーションをとっておくと、円満退職しやすいです。

そして何より、退職するしないに関わらず、周りの人を大切にすることで巡り巡ってくるものがあるはず。

要するに、日頃の行いが大切!!!

職場で築いた人間関係や信頼大事!!!

これらの考え方は、フリーランスになる上でも必須だと思います。

まずは円満退職を目指し、フリーランスへの第一歩を踏み出しましょう!

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